国府宮はだか祭(儺追神事)

by sayako

2月22日は国府宮のはだか祭の日でした
稲沢市に定住してから20年経つのですが
実ははだか祭に行ったのは初めてでした(^_^;A

なぜかっていうと、お客様からはだか祭は危ないから
女性はいっちゃダメだよと伺っていたからですwww

しかし、稲沢市議会議員となって
たまたま、神男を経験された方が近くに2名いらっしゃり
また、運営側のお話も聞かせていただき
そして一緒に行こうと誘っていただいて今回参加の流れとなりました

そして、はだか祭は知れば知るほど
とっても深い意味があり、伝統的な神事だと分かりました

長くなるかも知れませんが1日の流れをご紹介!!

まずは午前中、神男に謁見できる時間があります
料金は1,000円です

お祓いを受けた後、神男に会うことができます
足を触ったあと写真のようにトントンされ、厄を取ってもらいます
おそらくこの時点で厄は神男に移るのでしょう
そして神男の握手します

これで神男との謁見は終わりです
多くの方がいらっしゃってました

儺追殿の中です
この四角い窓から神男は引き上げられます

その後一旦待機する場所に戻り
はだか男をする人たちは さらしを巻きます

私も皆さんと同じはちまきを巻いてみましたwww

これから笹奉納です
皆さんの願いを書いた儺追布を笹に巻き
はだか男をできない女性や子供の願いなどを笹と一緒に奉納します

今年からは女性も笹奉納ができました

なんだか参道の近くになると
ジグザグに走らないといけないらしいです

参道からは基本的にはだか男しか入れないようです

奉納後は神男がでるまでみんなで食事などしながら待ちます

みんなで待っていると

「だるまが出たぞ!神男が来るぞ」

という声がしました

え?だるま?(・ ・?)

だるまの近辺に神男がいるらしいのです
知らなかった〜
だるまを持っている人大変ですよね(^_^;A

はだか男は はだか男になれない人
女性や子供老人などの家族の難を一身に背負って揉み合いに参加します
神男に触ることによって神男に家族の難を渡します
家族のために神男に触るために皆さん必死に揉み合いをするのです

そして、神男に儺追殿に着いてもらわないと
皆さんの厄を落とすことができません
なので、神男を儺追殿に無事に届けるのもはだか男たちのお仕事です

この際に桶隊というのがあって
水を撒くのですが
これは はだか男たちの皮膚が擦れ合って熱を生じるため
摩擦を鎮めるための目的が一つ
また、神男が進む先に水を撒き
皆さんが冷たくて怯んだ際に隙間ができるので
そこに神男を誘導する目的もあるそうです

神男は危ないため、基本的にしゃがんで移動するそうです
今回の神男は6回倒れて3回意識を失ったそうですね
それほど神男は命をかけて儺追殿をめざすわけです

長くなりましたので続きは次の記事で!

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